ドナルド・マクドナルド・ハウスとは遠方に住まいのある子供とその家族が滞在できるハウスのことです。
本編はこちらにあります。詳細が記載してあるのでまだの方はご覧ください。
この記事内にも書かせていただきましたが、
今までは何ともなかったのにある日を栄に生活が一変することは誰にでも有り得ることです。
それは嬉しい場合もあれば悲しい場合もあります。
誰でも想定外の状況になると多少なりとも不安を抱えます。
だからこそ、あらゆる情報を知っておいてほしいと思っています。
今回は本編の方で話しきれなかった具体的なことを説明していきます。
ハウスってどうやってできたの?
滞在したことのある方やハウスを知っている方でもハウスができたきっかけってしらない方がほとんどだと思います。
病気の子がいたことがきっかけでハウスはできたんです。
\\ハウスができた経緯//
1974年、フィラデルフィアでアメリカンフットボール選手の3歳の愛娘が白血病にかかり、入院することになりました。
娘の入院中、目の当たりにしたのは、
●狭い病室で子どもの隣で重なるようにして寝ている母親
●仕方なく病院の自動販売機で食事を済ませる家族の姿 でした。
また、病院が遠方だったため心身ともに苦痛を感じていました。
そこで彼は、病院の近くに家族が少しでも安らげる滞在施設ができないものかと考え、病院の近くにあるマクドナルドの店舗のオーナーや病院の医師、フットボールチームの仲間の協力を得て募金活動が進められました。
真剣な気持ちを多くの人が共感し、フィラデルフィア新聞社が提供してくれた家屋を改造し、世界初の『ドナルド・マクドナルド・ハウス』が誕生しました。
現在は2021年9月現在、45の国と地域に377ヵ所開設されています。
(ドナルド・マクドナルド・ハウスHP参考)
ハウスってできてどのくらいになるの?
この家の中で手と手を取り合っているイラストがハウスのデザインになっています。
実は、今年2021年は日本にハウスができてから20年目になりました。
20年という月日を重ねて11か所のハウスができました。
こんなに長く続いているのは、
支援をしてくれる方がいるおかげであり、必要とする方がいる証にもなりますね。
※12か所目は新潟県に建設予定です。
ハウスがあることってどうやって知るの?
必要性のある方には大抵の場合、病院から案内があります。
ですが、それでは一部の人しか知れません。
病院に通っていても知らない方もいるでしょう。
誰でも知る手段としては、
・CM(コマーシャル)での宣伝
・マクドナルドでの紹介や募金
があります。
ハウスってどうやって申し込むの?
※病院へ通院又は入院の予約を確定していなければハウスへの申し込みはできません。
※電話予約時に持ち物等疑問があれば聞くと良いでしょう。
※申し込みは先着順ではありません。
誰でも泊まることができない。
じゃあ、申し込みってどうやってするんだろう?
\\申し込み方法//
\\ハウスへ電話する時に必要な内容//
・診察券 ・診療科 ・主治医の名前 ・入院又は通院スケジュール ・(入院中の)手術の有無
・ハウスに滞在する人の名前 ・患者との関係性 ・滞在する期間
・チェックインの時間 ・交通手段 ・住所 ・連絡先 等
どうやって運営されているの?
ハウスには社員の他にボランティアスタッフが尽力してくれています。
ボランティアさんは各ハウスで事務作業や清掃や洗濯や備品の補充を行ってくれます。
このご時世ならではの館内の消毒もやる内容の一つになります。
このボランティアさんは夜間にも1人体制でおり、夜間のパトロールや滞在者の対応を行います。
また、ハウスに登録しているボランティアの人数は約2000人と言われています。
こんなに多くの方がハウスのために活動してくれているとは凄いことですね。
\\ボランティアってどんな人でもなれるの?//
まとめ
これから子供がうまれる方、今健康で元気な暮らししをされている方、病気や障害を抱えている方、様々な方がいるかと思いますが、✨幸せのカタチ✨は人によって違うと思います。
もし、いざ何かあった場合にうっすらでも良いのでこの記事を思い出し、
こういう場所がある事が会話になったり、
「あんなこと書いている人いたけどあの人の言葉は嘘じゃなかったんだ」「あの人が案内していた場所だ」と何となくでも思い出してくれると嬉しいなと思います。
差別や偏見がなく心のバリアフリーを無意識でできるそんな社会になってほしいと切実に願うばかりです。
ハウスにいるスタッフさんは、
第2の我が家というようにいつでも『いってらしゃい』『おかえり』と温かく声掛けしてくれます。
子供の体調が不安定で不安な時にいつも変わらず温かく迎え入れてくれる、又、帰る場所があるって心が少し軽くなる気がします。
家族のようなあたたかさに感謝です(*^^*)
(続く)
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